塩煙(読み)しおけぶり

精選版 日本国語大辞典 「塩煙」の意味・読み・例文・類語

しお‐けぶり しほ‥【塩煙】

拾遺愚草(1216‐33頃)上「浦風に焼くしほけぶり吹きまよひたなびく山の冬ぞさびしき」

しお‐けむり しほ‥【塩煙】

〘名〙 塩を製する時、塩釜から立ちのぼる煙。しおけぶり。

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デジタル大辞泉 「塩煙」の意味・読み・例文・類語

しお‐けぶり〔しほ‐〕【塩煙】

しおけむり(塩煙)」に同じ。
「浦風に焼く―吹きまどひたなびく山の冬ぞさびしき」〈拾遺愚草・上〉

しお‐けむり〔しほ‐〕【塩煙】

塩を作るとき、塩竈から立ち上る煙。塩を焼く煙。しおけぶり。

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普及版 字通 「塩煙」の読み・字形・画数・意味

【塩煙】えんえん

塩やく煙。

字通「塩」の項目を見る

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