境川浪右衛門(読み)サカイガワナミエモン

デジタル大辞泉 「境川浪右衛門」の意味・読み・例文・類語

さかいがわ‐なみえもん〔さかひがはなみヱモン〕【境川浪右衛門】

[1841~1887]幕末力士。第14代横綱下総しもうさの人。本名、宇田川政吉。のちに市川政吉、市川浪右衛門と改名。優勝5回。引退後、年寄境川。→第13代横綱鬼面山きめんざん →第15代横綱梅ヶ谷

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「境川浪右衛門」の解説

境川浪右衛門 さかいがわ-なみえもん

1841-1887 幕末-明治時代の力士。
天保(てんぽう)12年4月8日生まれ。小西川から四方山,増位山と改名し,明治3年師匠境川浪右衛門の名をつぎ,同年大関。9年14代横綱となる。14年引退,相撲長(理事長)をつとめた。明治20年9月16日死去。47歳。下総(しもうさ)葛飾郡高谷村(千葉県)出身。本名は宇田川政吉,のち市川と改姓

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