墓誌銘(読み)ぼしめい

精選版 日本国語大辞典 「墓誌銘」の意味・読み・例文・類語

ぼし‐めい【墓誌銘】

〘名〙 墓誌末尾に加える銘。
四河入海(17C前)一一「なぜにと云へば、すっかはいて墓に諛(へつらうて)〈略〉人の墓誌銘をかいて」 〔余叢考‐墓誌銘〕

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デジタル大辞泉 「墓誌銘」の意味・読み・例文・類語

ぼし‐めい【墓誌銘】

墓誌の末尾に加える銘。

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改訂新版 世界大百科事典 「墓誌銘」の意味・わかりやすい解説

墓誌銘 (ぼしめい)

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世界大百科事典(旧版)内の墓誌銘の言及

【金石文】より

…秦の始皇帝が巡幸して各地に立てた刻石のほか,現存する石刻の最古のものとして知られる石鼓も形式の上では碣に入るため,碣の出現は戦国までさかのぼる。墓誌は墓誌銘ともいい,故人の経歴や事績を方形の石に刻して墓中に埋めたものである。墓誌の早い例は後漢時代にみえるが,魏から西晋にかけて墓碑を立てることが禁止されると,小型化して墓中に入れることが流行し,西晋以後とくに盛んになった。…

【墓誌】より

…墓誌銘ともいう。本来,中国の文章のジャンルの一つで,墓中に埋め,時代が移り変わっても,墓の主がだれかをあきらかにするための文をいう。…

※「墓誌銘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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