声息(読み)せいそく

精選版 日本国語大辞典 「声息」の意味・読み・例文・類語

せい‐そく【声息】

〘名〙
① こえといき。
自由之理(1872)〈中村正直訳〉二「真理の抑圧せられ声息を出さざるにあり」
連絡によって知られるその人の意思消息。おとずれ。たより。
※地方官会議日誌‐五・明治八年(1875)六月二三日「山谷隔絶の地は、多く置ざれば、声息通ぜず」 〔蜀志‐李恢伝〕

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デジタル大辞泉 「声息」の意味・読み・例文・類語

せい‐そく【声息】

声と息。
連絡すること。音信。消息。
御互に―を通じ」〈鉄腸・花間鶯〉

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普及版 字通 「声息」の読み・字形・画数・意味

【声息】せいそく

消息。

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