変通(読み)ヘンツウ

デジタル大辞泉 「変通」の意味・読み・例文・類語

へん‐つう【変通】

[名](スル)その場その時に応じて、自由自在に変化・適応してゆくこと。
[類語]弾力的フレキシブル柔軟臨機応変融通融通無碍むげ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「変通」の意味・読み・例文・類語

へん‐つう【変通】

〘名〙 その場の状況に応じて、どのようにでも変わること。自由自在に変化適応してゆくこと。
三代格‐一・延喜格序(908)「若不変通之道、則何辨理乱之方者乎」
翁問答(1650)下「軍法をまなびても変通(ヘンツウ)の機転なく武用にぶき大将は」 〔易経‐繋辞上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「変通」の読み・字形・画数・意味

【変通】へんつう

変化に自在に適応する。〔易、辞伝上〕廣大は天地に配し、變四時に配し、陰陽の義は日に配し、易(いかん)の義は四に配す。

字通「変」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android