夏大根(読み)ナツダイコン

デジタル大辞泉 「夏大根」の意味・読み・例文・類語

なつ‐だいこん【夏大根】

早春に種をまき、夏から秋にかけて収穫する大根。小振りで、辛味が強い。なつだいこ。 夏》「貧乏な青物店や―/碧梧桐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夏大根」の意味・読み・例文・類語

なつ‐だいこん【夏大根】

〘名〙 早春種をまき、夏収穫するダイコン。根部は細長く一般に辛味が強い。主として漬物に用いる。「みの早生」などが主な品種。《季・夏》
俳諧・常盤屋の句合(1680)一四番「古そばやあかでも人に夏大根」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android