夏川嘉久次(読み)なつかわ かくじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「夏川嘉久次」の解説

夏川嘉久次 なつかわ-かくじ

1898-1959 昭和時代経営者
明治31年8月18日生まれ。父がつくった近江絹綿に大正7年入社,昭和5年後身の近江絹糸紡績(現オーミケンシ)社長となる。戦時中に10大紡績会社につぐ規模にまで会社を成長させたが,労務管理が前近代的だったため29年「105日の人権争議」がおき,翌年会長にしりぞいた。昭和34年4月8日死去。60歳。滋賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android