夏目甕麿(読み)ナツメミカマロ

デジタル大辞泉 「夏目甕麿」の意味・読み・例文・類語

なつめ‐みかまろ【夏目甕麿】

[1773~1822]江戸後期の国学者歌人遠江とおとうみの人。通称、嘉右衛門。号、萩園。本居宣長門人。著「国懸社考」、家集「志乃夫集」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夏目甕麿」の意味・読み・例文・類語

なつめ‐みかまろ【夏目甕麿】

江戸後期の国学者、歌人。遠江国静岡県)の人。通称、喜右衛門。号は萩園。加納諸平の父。内山真龍・本居宣長・同春庭の門下で、古学を修めた。著作古道を論じた「古野の若菜」や「万葉摘草」などがある。安永二~文政五年(一七七三‐一八二二

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「夏目甕麿」の解説

夏目甕麿 なつめ-みかまろ

1773-1822 江戸時代後期の国学者。
安永2年5月5日生まれ。加納諸平(もろひら)の父。代々の酒造家で名主役。内山真竜,本居宣長(もとおり-のりなが),本居春庭(はるにわ)にまなぶ。地名の語学的研究をおこない,文化13年「駿河(するが)国号考」をあらわした。文政5年5月5日死去。50歳。遠江(とおとうみ)(静岡県)出身。通称は小八,のち嘉右衛門。号は萩園。著作に「万葉摘草(つみくさ)」「古野之若菜」など。

夏目甕麿 なつめ-かめまろ

なつめ-みかまろ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android