夕凪(読み)ゆうなぎ

精選版 日本国語大辞典 「夕凪」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐なぎ ゆふ‥【夕凪】

〘名〙 海岸地方で、夕方海風陸風と交替するとき、一時海上や沿岸部が無風状態となること。また、その時。⇔朝凪。《季・夏》
万葉(8C後)一五・三六二二「月よみの光を清み由布奈芸(ユフナギ)水手(かこ)の声呼び浦廻漕ぐかも」

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デジタル大辞泉 「夕凪」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐なぎ〔ゆふ‐〕【夕×凪】

海岸地方で、夕方の海風から陸風に交替する時に、無風状態になること。 夏》「―や浜蜻蛉につつまれて/亜浪」⇔朝凪
[類語]朝凪凪ぐ

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改訂新版 世界大百科事典 「夕凪」の意味・わかりやすい解説

夕凪 (ゆうなぎ)

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デジタル大辞泉プラス 「夕凪」の解説

夕凪

1957年公開の日本映画。監督:豊田四郎脚本八住利雄撮影:安本淳。出演淡島千景若尾文子志村喬池部良、千石規子、河津清三郎、小沢栄太郎ほか。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「夕凪」の意味・わかりやすい解説

夕凪
ゆうなぎ

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