夕月(読み)ユウヅキ

デジタル大辞泉 「夕月」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐づき〔ゆふ‐〕【夕月】

夕方の月。 秋》
[補説]書名別項。→夕月
[類語]月輪立ち待ち月居待ち月寝待ち月残月有明の月新月三日月上弦下弦弦月弓張り月半月満月望月明月名月春月朧月寒月

ゆうづき【夕月】[書名]

横瀬夜雨詩集。明治32年(1899)刊行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夕月」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐づき ゆふ‥【夕月】

〘名〙 夕空に見える月。夕方、西の空にある月、また、東の空に昇る月。《季・秋》
万葉(8C後)一二・三〇〇八「あしひきの山を木高み暮月(ゆふづき)を何時かと君を待つが苦しさ」
※俳諧・曠野(1689)七「夕月や杖に水なぶる角田川越人〉」

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普及版 字通 「夕月」の読み・字形・画数・意味

【夕月】せきげつ

夕づき。

字通「夕」の項目を見る

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