外力的(読み)がいりょくてき(英語表記)epigene, epigenic

岩石学辞典 「外力的」の解説

外力的

ゲイキーにより最初に提案されたもので,地表または地表近くで起こった地質過程を記述したものである[Geikie : 1879].この語は岩石よりも後の起源堆積物を含むように拡張され,この中には石灰岩洞穴を埋める土壌あるいは粘土,土壌や風化岩石を埋める熔岩などが含まれる.原岩の変質作用により,あるいは早期鉱物仮像となることにより,岩石の中に形成された鉱物もこの中に含まれる[Johannsen : 1931].ギリシャ語epiは上にという意味.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android