外間(読み)がいかん

精選版 日本国語大辞典 「外間」の意味・読み・例文・類語

がい‐かん グヮイ‥【外間】

〘名〙 当局者以外の人々の間。同様な物事をしている仲間以外の人々の間。そのことに関係をもたない人々の間。
※文芸上の自然主義(1908)〈島村抱月〉一「藤村独歩の諸氏はむしろ外間から其の傾向によって自然主義と総称せらるるに至ったが」

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デジタル大辞泉 「外間」の意味・読み・例文・類語

がい‐かん〔グワイ‐〕【外間】

当事者以外の人々の間。その事に関係のない人々。
「―へ暴露した行動を見たのであるが」〈鴎外青年

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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