精選版 日本国語大辞典 「多価アルコール」の意味・読み・例文・類語
たか‐アルコール【多価アルコール】
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ポリオールともいう.1分子中にアルコール性ヒドロキシ基を2個以上もつ有機化合物をいう.ヒドロキシ基の数により,二価アルコール,三価アルコールなどとよばれる.たとえば,グリセリンは三価アルコール,D-グルシトールは六価アルコールである.一般に,多価アルコールは,そのヒドロキシ基のために極性が高く,水素結合を形成しやすい.したがって,沸点は同一分子量のほかの化合物に比べていちじるしく高い.化学的性質は,一般に一価アルコールと同様に考えてよいが,ヒドロキシ基が隣接している場合に酸で脱水しようとすると転位(ピナコール-ピナコロン転位)が起こる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…分子中の炭素原子数の多いか少ないかにしたがって,少ないもの(ふつう炭素原子数5以下)を低級アルコール,多いものを高級アルコールとよぶ。また,水酸基が1個,2個,3個などのアルコールは,それぞれ一価アルコール,二価アルコール(グリコール),三価アルコールなどといい,2価以上のものを多価アルコールとよぶ。一方,水酸基が第一炭素に結合しているアルコール(RCH2OH)を第一(または一級)アルコールとよび,第二,第三炭素に結合しているものを第二アルコール,第三アルコールという。…
※「多価アルコール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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