多孔質栽培用土(読み)たこうしつさいばいようど

知恵蔵 「多孔質栽培用土」の解説

多孔質栽培用土

家庭園芸の栽培用土は、赤玉土腐葉土混合主流になっているが、夏季高温が続く西日本では、山地性の宿根草根腐れを起こし、枯死することが多い。日向土や軽石砂の混合を加えた多孔質栽培用土なら排水性に富み、不必要な水分をとどめることがないので、根腐れの危険性は少ない。

(森和男 東アジア野生植物研究会主宰 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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