多賀宗之(読み)たか むねゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「多賀宗之」の解説

多賀宗之 たか-むねゆき

1647-1726 江戸時代前期-中期槍術(そうじゅつ)家。
正保(しょうほ)4年生まれ。土佐高知藩主山内忠豊につかえ,紀伊(きい)和歌山浪人の杉山堅二(治)にまなぶ。側用人となったが,元禄(げんろく)14年藩主山内豊昌の喪中不敬をとがめられ,禄を没収され,追放された。老齢で失明しても技はおとろえなかったとつたえられる。享保(きょうほう)11年5月21日死去。80歳。通称は安右衛門。

多賀宗之 たが-むねゆき

1872-1935 明治-大正時代軍人
明治5年9月18日生まれ。35年から保定袁世凱(えん-せいがい)の軍事顧問をつとめる。44年歩兵第四十八連隊大隊長,同年参謀本部付で北京駐在。大正6年江蘇省督軍顧問。陸軍少将。昭和10年10月23日死去。64歳。東京出身。陸軍士官学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android