夜さ(読み)ヨサ

デジタル大辞泉 「夜さ」の意味・読み・例文・類語

よ‐さ【夜さ】

よる。よさり。
「―のとまりはどこが留りぞ」〈虎寛狂・靫猿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夜さ」の意味・読み・例文・類語

よ‐さ【夜さ】

(「よさり(夜去)」の変化した語)
[1] 夜。晩。夜さり
※虎寛本狂言・靫猿(室町末‐近世初)「夜さのとまりはどこが留りぞ、那波か坂越か室が泊りよ」
[2] 〘接尾〙 数詞に付いて、夜を数えるのに用いる語。
浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)小袖物狂ひ「しのだなるやしろにあゆみをはこびて、七日なんなん七よさ、こもらば御利生まさしくあらたに」

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