夜顔(読み)ヨルガオ

デジタル大辞泉 「夜顔」の意味・読み・例文・類語

よる‐がお〔‐がほ〕【夜顔】

ヒルガオ科蔓性つるせい一年草。葉はサツマイモに似て心臓形で大きい。7~9月、らっぱ状の白い花をつけ、夕方開いて芳香を放ち、翌朝しぼむ。熱帯アメリカの原産で、鉢植えなどにされる。夜会草やかいそう。ゆうがお。 秋》
[類語]朝顔昼顔夕顔

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精選版 日本国語大辞典 「夜顔」の意味・読み・例文・類語

よる‐がお ‥がほ【夜顔】

〘名〙 ヒルガオ科の一年草。熱帯アメリカ原産で、観賞用に鉢植などにされる。茎はつる状で他物に巻きつく。葉は長柄をもち心臓形で長さ一〇~二〇センチメートル、しばしば三裂する。夏、アサガオに似た大形の白い漏斗状花が咲く。花は芳香があり、夕方開いて翌朝しぼむ。やかいそう。しろばなゆうがお。《季・秋》
※俳諧・俳諧次韻(1681)「無用の枝を立し犬蘭〈芭蕉〉 夜(よル)㒵の朝咲花にあらそひて〈其角〉」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「夜顔」の解説

夜顔 (ヨルガオ)

学名Calonyction aculeatum
植物。ヒルガオ科の一年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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