夢の手枕(読み)ゆめのたまくら

精選版 日本国語大辞典 「夢の手枕」の意味・読み・例文・類語

ゆめ【夢】 の 手枕(たまくら)

夢の中で恋しい人がしてくれる手枕。また、仮寝の間に見る夢。きわめてはかないことにいう。
※大観本謡曲・絵馬(室町末)「『浅緑糸よりかけて繋ぐ駒は二道かけてなかなか恨みしは、恋路のそら情。逢ふさへ夢の手枕』『忍ぶ今宵のあらはれて』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「夢の手枕」の意味・読み・例文・類語

ゆめ手枕たまくら

夢の中で恋しい人がしてくれる手枕。また、うたた寝に見る夢。非常にはかないことのたとえ。
「逢ふさへ―」〈謡・絵馬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android