夢を見る(読み)ユメヲミル

デジタル大辞泉 「夢を見る」の意味・読み・例文・類語

ゆめを◦

1を体験する。
夢のようにはかない、また思いがけないことにあう。
未来について空想する。「学者になる―◦見る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夢を見る」の意味・読み・例文・類語

ゆめ【夢】 を 見(み)

① 睡眠中に、あたかも現実であるかのような像を見る。
貫之集(945頃)六「夢を見てかひなきことのわびしきはさむるうつつの恋にざりける」
② 夢のようにはかない、または思いがけないことにあう。
源氏(1001‐14頃)須磨「よくぞ短くて、かかるゆめをみずなりにけると、思給なぐさめ侍る」
③ 空想を描いて夢中になる。
人間失格(1948)〈太宰治〉第二の手記「何か女に夢を見させる雰囲気が、自分のどこかにつきまとってゐる事は」

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