大久保佐一(読み)おおくぼさいち

世界大百科事典(旧版)内の大久保佐一の言及

【富岡製糸場】より

…三井家では520釜に拡張し,大嶹・名古屋・三重製糸場とともに経営したが,1902年に横浜の生糸売込問屋原合名会社へ売却した。原富岡製糸所長古郷時待は06年以降優良蚕種の配布を行い,大久保佐一所長(在任1909‐33)も特約取引を拡充して高級格生糸の生産につとめたが,原合名の経営悪化により同製糸場は38年片倉製糸の手に移り,現在は片倉工業富岡工場となっている。【石井 寛治】。…

※「大久保佐一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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