大井上康(読み)おおいのうえ やすし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大井上康」の解説

大井上康 おおいのうえ-やすし

1892-1952 大正-昭和時代の園芸家。
明治25年8月21日生まれ。大正3年茨城県の神谷酒造所牛久(うしく)葡萄(ぶどう)園の技師となり,8年静岡県下大見村(中伊豆町)に大井上理農学研究所を設立,ブドウ研究にとりくむ。昭和17年新品種「巨峰」の作出に成功した。昭和27年9月23日死去。60歳。広島県出身。東京農大卒。著作に「葡萄の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android