大伴熊凝(読み)おおともの くまこり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大伴熊凝」の解説

大伴熊凝 おおともの-くまこり

714-731 奈良時代官吏
和銅7年生まれ。肥後(熊本県)の人。相撲使(すまいのつかい)をつとめる国司にしたがって奈良へむかう途上,天平(てんぴょう)3年6月安芸(あき)(広島県)佐伯郡高庭の駅家で両親のことを気づかいながら病死した。18歳。麻田陽春(あさだの-やす)と山上憶良(やまのうえの-おくら)がかわってその思いをよんだ歌が「万葉集」にみえる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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