大口[市](読み)おおくち

百科事典マイペディア 「大口[市]」の意味・わかりやすい解説

大口[市]【おおくち】

鹿児島県北部の旧市。1954年市制。川内川上流の大口盆地にあって牛尾,布計(ふけ)の2金山で栄えた。盆地は良質の伊佐米の大産地で,畜産加工も行われる。周辺山地では木材切出し,製材が盛ん。千本桜の並木道で知られる忠元公園,曾木ノ滝公園がある。2008年11月伊佐郡菱刈町と合併伊佐市となる。291.89km2。2万2119人(2005)。

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