大名挵蝶(読み)ダイミョウセセリ

デジタル大辞泉 「大名挵蝶」の意味・読み・例文・類語

だいみょう‐せせり〔ダイミヤウ‐〕【大名挵蝶】

セセリチョウ科のチョウ。はね黒褐色で、前翅大小の白紋がある。林縁に多くみられ、花に集まる。幼虫食草ヤマノイモなど。

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精選版 日本国語大辞典 「大名挵蝶」の意味・読み・例文・類語

だいみょう‐せせり ダイミャウ‥【大名挵蝶】

〘名〙 セセリチョウ科のチョウ。はねの開張三・五センチメートル内外。表は黒色で、前ばねに二列の白斑があり、関西以西に産するものは後ばねにも白斑がある。成虫は五~九月にイボタオカトラノオなどの花に飛来し、動物の死体、獣糞にもくる。幼虫はヤマノイモ科植物を食べる。日本では北海道南部以南、国外では、シベリア朝鮮、中国などに分布。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「大名挵蝶」の解説

大名挵蝶 (ダイミョウセセリ)

学名Dai‐mio tethys
動物。セセリチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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