大夫子（読み）タユウゴ

デジタル大辞泉「大夫子」の意味・読み・例文・類語

将来、立女形たておやまとなるべき素質のある歌舞伎の年少俳優。たゆうこ。
「容貌かたちも人にすぐれて―にもなるべきものと思ひしに」〈浮・胸算用・四〉

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〘名〙将来、立女形ともなるべき容色のすぐれた歌舞伎若衆。

※浮世草子・男色大鑑（1687）一「川御座に、太夫子のうしろ髪見ゆると」

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