大宇陀[町](読み)おおうだ

百科事典マイペディア 「大宇陀[町]」の意味・わかりやすい解説

大宇陀[町]【おおうだ】

奈良県宇陀郡,宇陀川上流域の山地を占める旧町。主集落松山は六斎市が開かれた市場町として発達蔬菜スギ,ヒノキを産し,牧畜も行う。吉野葛の産で有名。2006年1月,宇陀郡菟田野町,榛原町,室生村と合併し市制宇陀市となる。47.44km2。8949人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android