大山のぶ代(読み)おおやまのぶよ

知恵蔵mini 「大山のぶ代」の解説

大山のぶ代

日本の女優声優、料理研究家。1936年10月16日、東京都生まれ。東京都立三田高等学校在学中に俳優座養成所に入る(第6期生)。56年、テレビドラマ「この瞳」(NHK)で女優デビュー。米国のテレビドラマ「名犬ラッシー」の吹き替えをきっかけとして声優を始め、69年にアニメ「サザエさん」(フジテレビ系列)で初代カツオ役を担当した。アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系列)のドラえもん役は、79年から2005年まで26年にわたり担当した。料理研究家としても知られ、『大山のぶ代のおもしろ酒肴-アッとおどろく美味珍味』(主婦の友社、1981年)はベストセラーとなった。2008年に脳梗塞を患い、15年5月には認知症を患っていることが明かされた。

(2015-5-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大山のぶ代」の解説

大山のぶ代 おおやま-のぶよ

1936- 昭和後期-平成時代の女優,声優。
昭和11年10月16日生まれ。昭和32年俳優座養成所をでて,テレビ界にはいる。NHKの「ブーフーウー」で声優としてみとめられ,54年テレビアニメ「ドラえもん」の主人公役で人気声優となる。料理番組などでも活躍。東京出身。三田高卒。本名は山下羨代(のぶよ)。

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