大役(読み)タイヤク

デジタル大辞泉 「大役」の意味・読み・例文・類語

たい‐やく【大役】

責任の重い役目。重大な任務。大任。「委員長大役を果たす」
演劇映画などで、重要な役。「大役を振られる」
花札で、大きな手役または場役
[類語]難役

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大役」の意味・読み・例文・類語

たい‐やく【大役】

〘名〙
① だいじな役目。責任の重い任務。
評判記・難波立聞昔語(1686)若林四郎右衛門「脇家老とて諸大名衆にありまして大役(ヤク)をさばく代なくしてはかなはざるぎなり」
忘却の河(1963)〈福永武彦〉三「二年生の彼女が大役を持たされたというのは異数抜擢ということが出来た」
② 花札で、大きな手役、または場役のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「大役」の読み・字形・画数・意味

【大役】たいえき

大工事。

字通「大」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android