大念仏宗(読み)だいねんぶつしゅう

精選版 日本国語大辞典 「大念仏宗」の意味・読み・例文・類語

だいねんぶつ‐しゅう【大念仏宗】

〘名〙 浄土宗一宗融通念仏宗別称。日本十三宗の一つ良忍聖応大師)を宗祖とし、大念仏寺総本山とする。大念仏派。大念仏。

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デジタル大辞泉 「大念仏宗」の意味・読み・例文・類語

だいねんぶつ‐しゅう【大念仏宗】

融通念仏宗ゆうずうねんぶつしゅうの別称。

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百科事典マイペディア 「大念仏宗」の意味・わかりやすい解説

大念仏宗【だいねんぶつしゅう】

融通(ゆうづう)念仏宗

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世界大百科事典(旧版)内の大念仏宗の言及

【融通念仏宗】より

良忍(1073‐1132)を開祖とし,その念仏思想たる融通念仏を信奉する宗派。大念仏宗などともいう。良忍は12世紀の初頭に,自分の念仏の功徳はいっさいの人に融通し,他人の唱える念仏も融通して自己の功徳となり,念仏は無限の念仏となって往生がなしとげられるとの思想に達し,1117年(永久5)以後この融通念仏の法を各地に広め,摂津国住吉の修楽寺(のちの大念仏寺)を根本道場とした。…

※「大念仏宗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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