大森三益(読み)おおもり さんえき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大森三益」の解説

大森三益 おおもり-さんえき

1812-1881 江戸後期-明治時代の医師
文化9年2月25日生まれ。出雲(いずも)(島根県)の人。和歌山華岡青洲(はなおか-せいしゅう)に入門。青洲没後は塾頭として門人の指導と治療にあたる。天保(てんぽう)10年帰郷して私塾をひらき,華岡流の外科手術法をおしえる。とくに乳がんの手術にすぐれた。出雲母里(もり)藩医。明治14年11月13日死去。70歳。本姓千原。名は泰輔。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android