大槻十三(読み)おおつき じゅうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大槻十三」の解説

大槻十三 おおつき-じゅうぞう

1889-1962 明治-昭和時代の能楽師シテ方。
明治22年5月24日生まれ。父の大槻文雪と大西閑雪に師事し,明治33年「吉野静」で初シテを演じる。38年観世清簾(きよかど)の内弟子となり,44年に独立。昭和10年大阪に初の全館椅子席による大槻能楽堂を建設した。昭和37年1月14日死去。72歳。大阪出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android