大油薄・大油芒(読み)おおあぶらすすき

精選版 日本国語大辞典 「大油薄・大油芒」の意味・読み・例文・類語

おお‐あぶらすすき おほ‥【大油薄・大油芒】

〘名〙 イネ科多年草山地の日当たりのよい草地に生える。全体に油をぬったような光沢がある。大形で稈(かん)は高さ一~二メートル。葉は線形で、長さ三〇~四五センチメートル、幅一~一・五センチメートルになる。八月頃、紫褐色の大きな円錐状の花穂をつけ、各梗(こう)は垂れ下がる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android