大滑(読み)おおなめ

精選版 日本国語大辞典 「大滑」の意味・読み・例文・類語

おお‐なめ おほ‥【大滑】

〘名〙 (滑(なめ)が大形なことによる) 馬具の名。唐鞍(からくら)移鞍(うつしぐら)鞍橋(くらぼね)の下に敷く下鞍一種。ただつけ。なめ。
※餝抄(1238頃)下「浅黄手綱、無文革大滑等」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大滑」の意味・読み・例文・類語

おお‐なめ〔おほ‐〕【大滑】

馬具の一つで、くらの下に敷くなめの大形のもの。唐鞍からくらに用い、美しく飾った縁どりをしてある。はだつけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android