大神惟基(読み)おおみわのこれもと

世界大百科事典(旧版)内の大神惟基の言及

【大野氏】より

…豊後国大野郡大野郷(現,大分県大野郡大野町,朝地町)を本貫の地とした。大野氏の祖大神惟基を蛇神姥嶽(高千穂)大明神の子とする神婚譚をもつが,出自については宇佐大神氏の豊後への進出説と,大和大神(おおみわ)氏の豊後への土着説とがある。前者は宇佐八幡の神官家大神氏が11世紀に,宇佐氏に追われて豊後に進出したとし,後者は豊後介大神良臣の子庶幾(これちか)が大野郡大領として土着したのに始まるとする。…

※「大神惟基」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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