大計(読み)たいけい

精選版 日本国語大辞典 「大計」の意味・読み・例文・類語

たい‐けい【大計】

〘名〙
① 大きなはかりごと。大きな計画
新論(1825)守禦「日謀議天下大計、或巡視屯営
国会論(1888)〈中江兆民〉「真の国会を造就するこそ国家百年の大計(タイケイ)と謂ふべし」 〔国語呉語
② すべてにわたって数えはかること。〔周礼天官
③ (②の「周礼」例から) 中国の明・清代で、三年ごとに官吏治績を考査すること。〔清会典吏部

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デジタル大辞泉 「大計」の意味・読み・例文・類語

たい‐けい【大計】

大規模な計画。「国家百年の大計を立てる」

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普及版 字通 「大計」の読み・字形・画数・意味

【大計】たいけい

三年毎に官吏の成績を監査する。〔周礼、天官、大宰〕三に則ち群の治を大計し、之れを誅賞す。

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