大郷信斎(読み)おおごう しんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大郷信斎」の解説

大郷信斎 おおごう-しんさい

1772-1844 江戸時代後期の儒者
明和9年2月1日生まれ。越前(えちぜん)(福井県)鯖江(さばえ)藩士。はじめ芥川思堂,のち昌平黌(しょうへいこう)で林述斎にまなぶ。述斎が麻布につくった学問所(城南読書楼)の教授。文化10年藩が江戸に創設した稽古所(のち惜陰堂)でもおしえた。天保(てんぽう)15年10月14日死去。73歳。名は良則。字(あざな)は伯儀。通称金蔵。著作に「心学臆見論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android