大野豊(読み)オオノユタカ

デジタル大辞泉 「大野豊」の意味・読み・例文・類語

おおの‐ゆたか〔おほの‐〕【大野豊】

[1955~ ]プロ野球選手。島根の生まれ。軟式野球を経て、昭和52年(1977)プロ野球の広島東洋カープ入団先発投手救援投手両面で活躍し、先発投手としては最優秀防御率のタイトル2度、救援投手としては最優秀救援投手のタイトルを1度獲得した。昭和63年(1988)には沢村賞受賞

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大野豊」の解説

大野豊 おおの-ゆたか

1955- 昭和後期-平成時代のプロ野球選手。
昭和30年8月30日生まれ。投手,左投げ,左打ち。出雲市信用組合にはいり軟式野球のエースとして活躍。昭和52年広島東洋カープの入団テストをうけてドラフト外入団。同年対阪神戦でプロ入り初登板。抑え・中継ぎ・先発をこなし,切れのいい速球と多彩な変化球で広島の5度のリーグ優勝に貢献。平成9年には42歳の史上最年長で最優秀防御率(2.85)のタイトルをとる。10年引退。通算成績は148勝100敗,防御率2.90,1733奪三振。最優秀防御率2回,最多セーブ2回,最優秀救援1回,沢村賞1回。引退後は,広島のコーチ,16年アテネ五輪・20年北京五輪日本代表の投手コーチをつとめる。25年野球殿堂入り。島根県出身。出雲商高卒。

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367日誕生日大事典 「大野豊」の解説

大野豊 (おおのゆたか)

生年月日:1955年8月30日
昭和時代;平成時代の元・プロ野球選手,野球日本代表コーチ

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