大陸気団(読み)たいりくきだん

精選版 日本国語大辞典 「大陸気団」の意味・読み・例文・類語

たいりく‐きだん【大陸気団】

〘名〙 大陸上に発生する乾燥した気団。寒帯性のものと熱帯性のものがある。〔日本気候(1948)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「大陸気団」の意味・読み・例文・類語

たいりく‐きだん【大陸気団】

大陸上で発生する気団。乾燥しているのが特徴シベリア気団などがある。→海洋気団

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大陸気団」の意味・わかりやすい解説

大陸気団
たいりくきだん

大陸上で発現する気団で、乾燥しているのが特徴である。発現地の緯度帯によって、寒冷乾燥できわめて安定している大陸性寒帯気団と、高温で乾燥している大陸性熱帯気団とに分類される。日本付近の天候と関係ある大陸気団としては、大陸性寒気団に属するシベリア気団と、大陸性熱帯気団に属する揚子江(ようすこう)気団があげられる。

饒村 曜]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android