大額(読み)オオビタイ

デジタル大辞泉 「大額」の意味・読み・例文・類語

おお‐びたい〔おほびたひ〕【大額】

江戸時代男子びんを細く小さくして、額を広くそったもの。中間ちゅうげん小者こもの町奴まちやっこなどの間に流行

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「大額」の意味・読み・例文・類語

おお‐びたい おほびたひ【大額】

〘名〙 江戸時代に行なわれた男の額のそり方の一つ。鬘(びん)を小さくして、額を広く作ったもの。中間(ちゅうげん)小者侠客町奴などの間に流行した。
四河入海(17C前)一〇「世間の人は半額広眉の大(ワウ)びたいをこのむに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android