大饗吉蔵(読み)おおば きちぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大饗吉蔵」の解説

大饗吉蔵 おおば-きちぞう

?-? 江戸時代後期の陶工
備前(岡山県)の人。伊部(いんべ)焼(備前焼)六姓のうち,大饗姓をつぐ。嘉永(かえい)3年(1850)の記録には,吉蔵は伊部焼三組(南,北,西)の大窯のうち南組窯に属し,作品に丸に大の字の窯印を使用したとある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android