精選版 日本国語大辞典 「大魁」の意味・読み・例文・類語
たい‐かい ‥クヮイ【大魁】
〘名〙
② (形動) 心の広いこと。心がけやおこないなどが立派であること。偉大であること。また、そのさま。
※壒嚢鈔(1445‐46)二「人の心大なるをたいくゎいなると云は何の字何なる心ぞ 大魁と書也、強ち気の大なる許り可レ云に非ず。諸事を一心に集め智分才覚兼たるを可レ云にや」
④ (形動) 質や量が相応していること。ふさわしいこと。また、そのさま。〔かた言(1650)〕
※俳諧・誹諧曾我(1699)兄「大魁(タイクハイ)な事が云たしけふの月〈雪丸〉」
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