大黒梅陰(読み)だいこく ばいいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「大黒梅陰」の解説

大黒梅陰 だいこく-ばいいん

1797-1851 江戸時代後期の儒者
寛政9年生まれ。大黒屋光太夫長男。父がロシアから帰還後軟禁された江戸番町の薬園に生まれ,14歳で商家徒弟となる。主人勉学をゆるされ,年季明けで薬園にもどる。光太夫の死後塾をひらいた。嘉永(かえい)4年5月13日死去。55歳。名は亀二郎。編著に「梅陰遺書」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android