天台止観（読み）テンダイシカン

デジタル大辞泉「天台止観」の意味・読み・例文・類語

「摩訶止観まかしかん」の異称。

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[1] 仏書。二〇巻。天台宗で法華三大部として重んぜられるものの一つ。中国隋代に宗祖智顗(ちぎ)の口述を章安が筆録した書。天台宗の観心・修行を説く。摩訶止観。

[2] 〘名〙天台宗の修行である止観行。

※俳諧・奥の細道（1693‐94頃）出羽三山「天台止観の月明らかに、円頓融通の法の燈かかげそひて」

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