天地の袋（読み）アメツチノフクロ

デジタル大辞泉「天地の袋」の意味・読み・例文・類語

女子が、新年に幸福を多く取り入れるようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。春袋はるぶくろ。天地てんち袋。
「―の数し多かれば」〈一条大納言家歌合〉

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

女子が新年に幸福を多く取り入れ、逃さぬようにと上下を縫い合わせて作る祝いの袋。春袋。《季・春》→天地を袋に縫う。

※大納言為光石名取歌合（１０Ｃ後）「あめつちのふくろの数し多かれば思ふことなき今日にもあるかな」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...