天然ものと養殖もの(読み)てんねんものとようしょくもの

食の医学館 「天然ものと養殖もの」の解説

てんねんものとようしょくもの【天然ものと養殖もの】

スーパーなどで売られている魚介類には、産地と「養殖」というような文字が記されています。
 では、どんなものが養殖されているのでしょうか。
 代表的なものは、ハマチタイイカサザエアサリなどです。ウナギカキノリに関しては、100%養殖ものが市場を占めています。天然ものがいかに貴重なのか、改めて認識できます。
 そこで、魚の養殖ものと天然ものの見分け方も知っておきたいですね。
 いちがいには語れませんが、総じていえば、天然ものは、目や口先が鋭く険しい感じがします。また、尾びれなどキレがよく、全体的にスマートな体型をしています。
 一方、養殖ものは、全体に脂肪がつくため肉づきがあり、鋭さに欠けます。また、目も穏やかな感じがします。
 なにより決定的に異なるのは値段! 天然ものにくらべ1/2~1/3と安価です。

出典 小学館食の医学館について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android