天罰起請文(読み)てんばつきしょうもん

精選版 日本国語大辞典 「天罰起請文」の意味・読み・例文・類語

てんばつ‐きしょうもん ‥キシャウモン【天罰起請文】

〘名〙 (「てんばちきしょうもん」とも) 契約趣旨に違反したときは、天罰を受けてもよいという誓いを立てて書く起請文。初めに、「天罰起請文之事」と書く。
東大寺文書‐第三回採訪七・貞和二年(1346)五月一九日・かめまつ丸殺害事起請文「敬白天はちきしゃうもんの事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android