天草海中公園(読み)あまくさかいちゅうこえん

世界大百科事典(旧版)内の天草海中公園の言及

【天草灘】より

…深さ200m以浅の大陸棚が発達し,沖合では暖流にのるイワシ,アジ,サバなど,岩礁の多い沿岸ではイセエビ,ウニ,アワビがとれ,またイシダイの宝庫で磯釣りの本場でもある。海岸には断崖,奇岩,洞窟が発達し,鬼海ヶ浦,妙見浦(名・天)などの景勝地があって一帯は雲仙天草国立公園に指定されており,また天草町の海岸はサンゴ礁が発達して多種の魚群が遊泳し,富岡,牛深と並んで天草海中公園になっている。富岡の海岸には,天草灘をうたった頼山陽の〈雲耶山耶〉の詩碑がある。…

※「天草海中公園」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android