天行(読み)てんこう

精選版 日本国語大辞典 「天行」の意味・読み・例文・類語

てん‐こう ‥カウ【天行】

〘名〙
① 天の運行
道程(1914)〈高村光太郎〉冬の朝のめざめ「しづかに運る天行のごとく」 〔易経‐乾卦〕
時節によって流行する病気。はやりやまい。時のけ。天行病。てんぎょう。
広益国産考(1859)四「天行(テンカウ)、熱疾、酒黄病、壮熱、心煩悶、熱労を治し」

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デジタル大辞泉 「天行」の意味・読み・例文・類語

てん‐こう〔‐カウ〕【天行】

天の運行。
時節によって流行する病気。はやりやまい。

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普及版 字通 「天行」の読み・字形・画数・意味

【天行】てんこう(かう)

天体の運行。〔易、乾、象伝〕天行はなり。君子以て自ら強(つと)めて息(や)まず。

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