デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天野重知」の解説 天野重知 あまの-しげのり 1909-2003 昭和-平成時代の農民運動家。明治42年1月1日生まれ。山梨県忍野村(おしのむら)忍草(しぼくさ)の地主でバス会社を経営。戦前,陸軍が買収した北富士演習場への地元民の入会(いりあい)権をみとめさせ,また忍野村村長となり,東京電灯(現東京電力)のダム建設による被害補償をかちとる。戦後の昭和22年忍草入会組合を結成し,演習場返還をもとめて座り込みなどの闘争をすすめた。平成15年12月30日死去。94歳。都留中学卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例