天香国色(読み)てんこうこくしょく

精選版 日本国語大辞典 「天香国色」の意味・読み・例文・類語

てんこう‐こくしょく テンカウ‥【天香国色】

〘名〙 (中国、唐の文宗のとき、李正封が牡丹を詠じた詩の「天香夜染衣、国色朝酣酒」の句が都でもてはやされたという「唐詩紀事‐巻四〇・李正封」の故事から) 牡丹(ぼたん)異名。牡丹の画の題として用いることが多い。〔書言故事‐花木類・天香国色〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android